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医療保険適用(要医師同意書)の在宅療養マッサージとこども通所支援サービス(放課後等デイサービス&児童発達支援)を行っている会社を経営しています。日々の想いや、ビジネスに関する事などを綴っていきます。
想いがなければ
土曜日の夜に予定していた花見は天候不良のため中止となりました。せっかくT施術者も帰省していたので残念ですが、天気ばっかりは仕方ないですね。
T施術者とは宮崎にいる間私とゆっくり話す時間がなかったので、花見の代わりに食事へ。広島での現状やこれからについて話をしました。Tなりにこれからのことを考えている様子。どういうリーダーを育てていくか…など。施術者として、組織人としての成長を感じました。あとは客観的に自己を分析し、立ち位置を理解し、使命が果たせれば出向としては充分だと思います。残り約4ヶ月。「まだ時間はある」と考えるか「もう時間がない」と考えるか…。
どんな人であれ、いつかは必ず熱を帯びる日が来ると思っています。事業の本質を理解し、自身の存在がどうあるべきかを考え確立し、利己よりも利他を考えるようになれば、熱い思いが湧くはずです。そしてそういう人がリーダーへと育っていく。
それがいつなのか、どういうキッカケで始まるのかは、誰にも、本人にさえも分からないと思います。ただひたすら待つしかない。ただ、キッカケとなりそうなものを与え続けることはできます。だから私はブログを書き続けます。ただの日記で利用しているわけじゃないのです。
ブログのカウンターを付けたのもそれが狙いです。上位に上がってくれば、同じ業界で勤しむ人達の目にも留まるようにもなるでしょう。そして惰性で流されている人達が想いを持てるキッカケとなってくれれば、業界全体のためにもなると思うし、何よりもリハビリで苦しんでいる人達のためになる。

『自分さえよければいい』、『儲かりさえすればいい』、『儲かる会社がいい会社』
こんなくだらない考えはとうの昔に捨てました。それよりも人として、企業としての存在価値、事業の本質、利他、これらを真剣に考え信念を持って行動する。潜在意識に植え込む。それらがなければ高い次元へ登っていくことは不可能だと思っています。
それを徹底することが、自分の成長、社員の成長へ繋がり、そして同じ想いを持った人が集まる。そうやって『輪』が広がっていくのだと信じています。

もう年度が替わります。来月からは新しいスタッフ、しかも専門学校の新卒が2名入社してきます。彼らがどんな施術者へと育っていくかは、環境次第だと思います。

とにかく熱い想いを持ったスタッフ集団の会社へとしていきたい。端から見れば異様だと思われるぐらい極端であってもいい。そうでなければ発展は望めないと思うのです。

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維新会
鹿児島へ行き「維新会」に参加。その前にHCDに寄り少し話をして…。
F社長がある校長先生から「なぜ校長室が広いか分かるか?」と問われたことがあるそうです。その答えは「広いところにいると考え方、視野が広くなる」とのこと。なるほどなぁ…。
会はある焼鳥屋さんで食事をしながら、F社長とその仲間達?みたいな、それぞれが思いを持って熱さを持って、損得勘定抜きで付き合いをして、せめて周りからでも変えていこう、というような会かな…。
中古車業界のM社長、某保険会社のKさんとHさん、HCDのF社長と私で5名。それぞれやっぱり「目」がいい。力があります。ホントに人って目に表れますね。
F社長が「この店のこの場所は、薩摩の藩士がここ始まったような感覚」というようなことを言ってました。そう言われるとそういう気がする。なぜか気が高ぶった自分がいました。元々そういう思いで作られた会だと思いますし、何よりF社長は熱いお方。これをキッカケに何かやってくれそうな感があります。
私は別段何かについて熱く語ったわけではないのですが、ちょっとしみじみとF社長と親の有り難さについて話しました。「親が死ぬタイミングは子供にとって一番大きな教えがある時」という話を聞き、私の親父が死を持って私に教えてくれたことを改めて感じました。以前も少しこのことについて触れたことがありますが、親父が生きていたら、今の会社の状態はないと思います。利他の重要性に気付くことはなかっただろうと思えるから。
私はある利用者の奥さんから今の事業に尽力するキッカケをもらいました。その時に家族の気持ちが理解できたのは「親父の死」を経験していたからだと思うのです。
「親の死」に対して当然悲しみはあります。でも今は「感謝」もあるのです。そういう感情は親であるからこそのものでしょう。もうすぐ他界して8年になりますが、未だに私の中で大きな存在であることに違いありません。


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↑は私が吸っているタバコです。このタバコは無添加、無香料で、吸いすぎた時の口に残るイガイガ感や、翌日の気分の悪さがありません。って話をすると、焼鳥屋から出た後、他のみなさんも同じものを購入。こういうちょっとしたところでも行動力って出るもんです。
でもやっぱり同じタバコ。百害あって一利なしかもしれませんが^^;


そのまま宿泊し、朝ホテルを出て宮崎へ。これだけのためにわざわざ鹿児島まで?と思われるかもしれませんが、私にとっては色んな人達と利害関係なく広がりを作っていくことは私の知らない世界を知ることができるし、色んな考え方を知ることもできる。大きな(+)材料なのです。
帰り着いた頃にみなさんから電話をいただきました。お邪魔したのは私の方で、私からお礼の電話をしなければならないところを…。

また来月も参加させてもらおうと思います。と同時に、宮崎でもこういう会を作ってみようかな…。

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これから鹿児島へ
先日もここで書いた通り前歯が「仮歯」になっています。昨夜、歯磨きし口をすすぐとその仮歯がポロッと。そのまま洗面台の排水溝へIN。あわてて排水溝を外し、S字になった部分に残ってないかと探すけども、ない。前歯が削って残された部分しかありません。相当間抜け。おまけに歯の表面を削ってエナメル質がないので、空気が触れるだけでも相当凍みます。かなり凹みました。
今朝朝一で歯医者へ。応急処置で仮歯を作ってもらい、なんとか人前で口が開けられます。
今日は、鹿児島へHCDの社長達が作る「維新の会」へ参加させてもらおうと思っていた矢先の出来事だったので、応急処置ができて本当によかった。実は、もし、仮歯がなければ参加を断らなければ…、しばらくはマスク生活で外食もできないな…、と考えていました。
「歯」って健康上はもちろんですが、人に与える印象上でも大事ですよね。

歯が入ったことで鹿児島へ安心して行けます。先月もホントは参加させてもらおうと思っていたのですが、都合が付かず今月が初参加。どういう中身の会なのかは分かりませんが、内心とても楽しみにしています。たくさんの刺激をもらってきたいと思っています。
先月で会社は9歳になりましたが、まだまだひよっこ。今考えれば、まともに事業ができるようになったのは今の事業を真剣に取り組むようになってからだと思います。色んな勉強をしなければ…と思いだしたのもその時からです。勉強もまだまだ足りません。

今色んな事がいいタイミングで訪れようとしています。それをしっかりと形にするためにも、せっかく鹿児島まで行くので、何かを掴み取ってこなければと考えています。どんな人達が集まるのかさえ知りません。でも、必ず何かヒントはあります。

何をするでも、誰と会うでも、現場でも、社内でも、5W1Hの如何なる場合も、何かを学び取ろうと思えば必ず得るものがあるはずです。そういう心構えがまずは必要かなと考えています。

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リフレッシュ
季節外れ?なインフルエンザに施術者が1名かかってしまいました。そのため急遽広島へ出向しているT施術者を呼び戻しました。
広島へ行ってから約3ヶ月。久しぶりの宮崎での仕事。慣れていない利用者もいるでしょうし、状況が分からない利用者もいるはずです。こういう時にカンファが役に立ちます。今現在どこに目的を持って施術を行っているのか、どういう状況であるのかを、明確にしっかりと記録してあれば、突然担当が変わっても対応できます。引き継ぎもできます。
こういう時につくづく組織であることのメリットを感じます。個人レベルだと、施術者が変われば一から始めなければなりません。引き継ぎも容易にできません。
同時にカンファの重要性も感じます。まだまだしっかりとしたカンファができているとは思いません。ここをしっかり確立していくことにも目を向けなければならないですね。

T施術者を呼び戻したのは、もう一つ理由があります。どうもホームシックにかかっている様子が感じ取れたから。本人は「そんなことない」と言い張るかもしれませんが…^^;
たまにはリフレッシュも必要。休暇だけがリフレッシュではありません。違った環境、慣れた環境に触れることも大事な要素です。
たった5日間だけと短いかもしれませんが、しっかりリフレッシュして、また広島で頑張ってもらいたい。

私もくだらないことに頭を悩ませているので、リフレッシュしてみようかな。

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正義を貫く
これまでもこれからも変わることはありませんが、私は今の事業に対して本質を理解し、正義を貫いてやってきているつもりです。弊社の代理店もコンサルする会社も、個人的に親密に付き合っているところも同じだと思います。

ところが、正義を貫こうとするところに邪魔が入ることがあります。それは正しく邪であり、本質とも正義とも懸け離れたところだと思えること。それに対して法が関わってくる。
法律ってそんなことの為の存在?弁護士って正義よりも法の縫い目を探っていくことが仕事?それに立ち向かっていくべきか、放っておくべきか…。弁護士と色々話をしても納得がいかない。
正義って何?それを貫くためには邪は必要な壁?
小さい頃TVで見た正義の味方は必ず悪と闘っていました。果たして闘うことが正義?
ただ事業の本質を理解できたから、ただ正義を貫きたいから、真剣に取り組んでいる。真剣に利用者の利益を考える。利用者は藁にもすがる気持ちで依頼してきている人がたくさんいます。そこに何ができるかを真剣に考え、我々の存在自体を考える。考えた結果使命感を覚え、責任を果たそうとする。なぜそこに横槍を入れる?スキがあった?
何がなんだか分からなくなります。
邪も横槍も全ては私の不徳の致すところ?多分そうなんだろうなって結論に至ります。

こんなことに頭を悩ませる出来事があります。お金での解決を提案されます。手切れ金ってことだろうなとは思います。縁を切ることにもお金?それで満足?何でもかんでもお金お金…。その一時的なお金が欲しいだけ?寂しい世の中だなぁ。
初めは怒り心頭に発しました。今ではわびしさもあり、時々両方が入り交じることもあります。

これだけは確信があります。利用者・その家族、介護する周りの人達が求めているのは、本質を理解した者だということ。そこに存在価値を見出せなければ事業をしていく資格はないということ。
それの正義だけは見失ってはならない。
これまでの経験で学んだことです。

自立援助協会もまだ発展途上。今以上に本質を追究しなければならない立場にあります。

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出会いから付き合い
弊社がコンサルしているO社のH社長が宮崎に来ていたので、夜一緒に食事を。
我々と同じ事業を営むようになって、約9ヶ月。H社長も業界のことが徐々に理解できるようになり、存在価値についても考えるようになってきたんだろうと思います。なぜなら、同じようなことで悩むようになってきているから。
やはり私が直面してきたたくさんの壁にぶち当たってきているようです。現場のこと、社内のこと、社員のこと、運営のこと…。まだまだ多くの壁に直面することだと思いますが、めげずに頑張って欲しいし、本質だけは理解してそこから逸れることのないようにして欲しい。そのうち利害得失を考えず真剣に語り合える時が来るでしょう。

今日は朝から、この前割れてしまった貼り歯を剥がし、仮歯を入れました。悲しいことに好きなせんべいを思い切り噛むことができません。
会社に行き、税理士と決算前の相談。それからその税理士から「社長のことを話したら会いたいと言ってる人がいる」ということで、薬剤師の方とお会いしました。そこから今後広がりができるかどうかは定かではありませんが、「会いたい」と思ってもらえることが有り難い。そこでたいした話ができるわけでもないのですが…。
ただ、事業に対する思いであったり、存在や価値といったものに関しては色んな話ができると思います。それは人一倍そこに時間を使い、真剣に考え、勉強してきたと思うから。
ま、何にせよ、これから先も色んな人達と出会っていくと思います。その時を大事に損得勘定なしに付き合いが持てる人達との輪を大事にしていきたいなと思います。
つくづくそう思う。

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テンション低い
今日はブログを一度書いて、読み返し全部消去しました。というのも、昨日ある知人の不幸を聞き、その事情がどうしても頭から離れることなく、そのことを書いてしまったのですが、ブログは不特定多数の人が目を通します。書いていいものなのか、そうでないのか、自問自答しているうちに消去することにしたのです。

ホントは今日書こうと思っていた事があったのですが、どうしてもそういう気になれず…。会社に来てからもどうもテンションが上がらない。WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本がアメリカを破っても、たいしてテンションが上がらない。

こういう日もあります。

人それぞれ心の内にしまっているものがあるはず。無理にそれを引き出すことは負担になるな、と自分自身のテンションで気付きました。


今日はこれぐらいで…。きっと明日からはいつものように講釈じみた内容が再開するのかな。

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武士道
新渡戸稲造の「武士道」という本を読みました。
私がここで書いてきていること、日々考えていること、スタッフに言っていること、その原点が武士道にあるのではないかという気になりました。武士道とはどういうこと?興味が湧けば是非読んで欲しい。

義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義などに重きを置き、徳を考える。これらは全て中心が自分ではなく、利他が前提にある言葉です。武士はその徳を貫くために時には「切腹」も辞さない。今の日本人には忘れられつつある心だと感じます。ただ、これが武士道の全てだというわけではなく、切腹を肯定するわけでもありません。切腹は逃げで生き延びることが償いだという考えもあります。これだけが武士道というわけではありませんが…。

私はサラリーマン時代、その当時の社長に「いずれは独立して会社をやっていきたい」という相談を持ちかけたことがあります。その時言われたことが、「お前が人を使う時は、死ぬ覚悟ができてからだ。社員だけじゃなくその家族も背負うのだから、それだけの度胸がなければ人を使うことはできない」と。また「会社が苦しい時は、借金は飛ばせ(払うな)。ただし生命保険だけは絶対に飛ばすな」とも言われました。

故松下幸之助も「経営者に求められるものはいろいろありましょうが、自分は部下のために死ぬ覚悟があるかどうかが一番の問題だと思います」「いざというときには部下のために死ぬというほどの思いで日々の経営に当たるのでなければ、力強い発展は期し得ないと思います」ということを言っています。

どちらも極論だと思うのですが、自分一人で何でもできるわけじゃない、それだけの責任があるということを教えてくれているのです。
私なりにその覚悟はしているつもりです。


もうそろそろ花見の季節です。自立援助協会でも28日に花見をします。例年はスタッフが朝早く、時には夜中に場所を取り、肉・野菜・飲み物などを買い出しに行き、ということをしていましたが、今年はケータリングサービスにお願いし、場所取りからシート、食べ物、後片づけまで全てやってもらえます。随分と楽です。
新渡戸稲造は、サクラについて書中でこう書いています。
【サクラは大和魂の典型】
【美しい粧いの下にとげや毒を隠し持ってはいない。自然のおもむくままにいつまでもその生命を棄てる用意がある。その色合いはけっして華美とはいいがたく、その淡い香りには飽きることがない。】

花見が好きな日本人には未だ武士道の心が残っているのかなぁと感じますね。ただ単に酒を飲みたいだけなのかもしれませんが…^^;

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?を明確に…
↓ 昨日のS課長の講習テーマ。(少しピンぼけですね^^;)
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段々と内容も濃くレベルもアップしていっています。ざっくりしたことから細かいことへと変化していってます。

↓ 肩甲骨周囲のアプローチとストレッチの練習。
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毎回このようにテーマに沿って実技を練習したり、講義を聞いたりしてスキルアップを図ります。練習も利用者を想像しながらと実践に沿ってやれるようになってきました。(ちなみにグレーっぽい服がS課長。手前のおしりのアップはF主任。)

昨日のプロフェッショナル(NHK)はサッカーの中澤選手。現在の日本代表のキャプテンです。驚いたことに高校時代などたいした選手じゃなく、自分で話していましたが、「上手」「下手」の分類すれば、「下手」の方だったと。ブラジルに留学しても半ばクビになったような感じ。それでもプロになる希望を捨てず、ひたすら練習に次ぐ練習。その甲斐あってようやくプロへ。
そして今では日本を代表する選手へと変貌を遂げています。
すごく大事なことを教えてくれています。『夢』は漠然と掲げるだけでは叶いません。それを明確に、かつそれに向けて一心不乱に努力することで、実現されるようになってくる。当然何度もゝ自分自身に負けそうになったことだってあるはずです。それを乗り越えられたのはなぜか?おそらく夢が明確だったからじゃないかと思うのです。
明確にすることで、練習の内容も違ってくると思います。

何のために練習(勉強)するのか?
何を目標に掲げ練習するのか?
なぜマッサージ師でありながら揉み・さすりではない「リハビリ」を目的としてやっていくのか?
なぜ関節リラクゼーションだけでは通用しないのか?
なぜ改めて解剖・生理の勉強が必要なのか?
なぜ新人は社内研修を繰り返すだけで、現場を一人で任せてもらえないのか?
もっとたくさんの『?』があるはずです。それら全ての『?』を明確にする必要があります。

『利他=利用者の利益』とは?症状の改善だけ?
相談員・事務員も自分たちが提供できる利他を考える必要があります。もっとゝ利用者一人ゝと真剣に向き合うことが大事です。

なぜブログを書く?なぜランキングを付けた?

ただ単に漠然と夢を持っても、目標を持たずに漠然と練習しても、あまり意味を持ちません。夢・目標に向かって何をすべきか?どういう練習をすべきか?を明確にすることが大事だと考えます。

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学ぶ者として
私は、10年ぐらい前に犬歯から犬歯までの6本と下の歯4本の計10本を差し歯&ラミネートベニア(貼り歯)にしていました。その前歯のラミネートの1本が浮いてる感があり、鏡で見ると縦に線が…。
割れちゃってました(T T) ジムでトレーニング中に歯を食いしばった勢いでなったのか、へっぽこ野球の時なのか…。どちらにしても凹んだことには変わりありません。

昨日は、専門学校の卒業生Mさんが会社見学に。将来を見据えていろんな話をさせてもらいました。あの真剣な眼差しを見てると、いろんなことを教えてあげたくなっちゃいます。少しでも今後の参考にしてもらえたら幸いですね。

今日は、HCDのS課長の指導日。遠いところから来てもらっている上に、毎回ゝいろんなことを指摘してくれ、非常に助かっています。S課長の「来るからには…」という思いが感じられます。それをどれだけ施術者が感じ取ってくれているか。これが有料だからとか無料だからとかいう問題ではなく、学ぼうとする意識があるのかどうか。有効に使えるのかどうか。
これまでS課長が指導してくれたことを全ておさらいしてみようかなぁ。どれだけ身に付いているのかなぁ?

指導を受ける方は何を指導されるか、楽しみにしているところもあるでしょうが、指導する方は試行錯誤します。
今回のテーマは?どういうものを提供すれば役に立つのか?どういう落とし込みをしようか?…etc
それはS課長も同じであるはずです。受ける側は気楽に待っててもする側はそういうわけにはいきません。そのことをどれだけ理解してくれているかなぁ。

私も指導する側に回ることがあります。予めその時が分かっている場合は幾度となく頭の中でシミュレーションを起こします。当然紙に書き起こすこともやります。そしてそれをPCでまとめます。結構大変な作業ですし、神経もすり減ります。
指導を受ける側は真剣に耳を傾け、理解できなければ質問するなどして、しっかり理解することが最低限の礼儀だと思うのです。

S課長もこれまでの勉強と経験で学んだことを指導してくれるのです。しっかりと学んで欲しいものです。
学ぶ姿勢、学ぼうとする意識が大事なのです。

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練習は大事
土曜日に出張から帰り、昨日は草野球。今年最初の試合で、「チームみやと」の2年目。とは言え、メンバーは中学時代の同級生やその後輩などで、社員はSしかいません。単なる小スポンサーです。
試合は商工人の宮崎県選抜大会。チームが所属する地域からは、予選を勝ち上がって…、ではなく、たまたま我々のチームが順番で回ってきたという感じ。他の地域から出てきているチームは昨年、予選を勝ち上がって来ているよう。
朝7:30から開会式。場所は都城市だったので、起きたのは5:30。6:15頃には家を出て高速で会場へ。最近では寒い方で、着いて車の外気温を見ると0℃。グランドにはまだ霜が・・・。しかも出番は1試合目。
昨年のシーズンが終わってから約半年経ちます。恥ずかしいことに我々のチームの全員がボールもグラブもバットも昨年以来初めて触ります。当然私も^^;
対戦相手はこれまでに県の大会でも上位に入ってくるチーム。練習もしてきているようでした。試合が始まると案の定ボロボロ。守備につけばエラーはするし、バッターに立てばバットには当たらない。結果は10-0の大敗。コールド負けです。

練習もせず、勝てるわけがありません。無謀としか言いようがありませんね。


事務所の研修部屋には、「練習=勉強」「試合=現場」と貼ってあります。現場でも練習すなわち勉強が足りなければ通用しません。

野球でも仕事でも練習が大事。

先日に続き、今日も専門学校の卒業生が会社見学に来ました。最近の若者と言うと語弊があるかもしれませんが、珍しく礼儀正しく、目が活き々してます。おじいちゃんおばあちゃんが悪く、そばを離れたくはないようです。それを聞くと是非当社へとも言いづらいのですが…。
でも、せっかく朝早く鹿児島を出て宮崎に来たので、現場を見て回って何かを掴んでほしいですね。

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自己管理
先日から何度か登場しているPTである同級生Tに、昨日は広島まで来てもらい将来の展望を…。しかし、施術者も同席していたこともあって、当然のことながらリハのことに話題は転換。現場でPTの頭として、大学院を出た修士としてということもあるでしょうが、さすがに次元が違う。考え方、見方、やり方など全てがレベル違い。私も「ほぉ~」と思うことやわからない次元の話も多く、同席した施術者にとってもいい勉強と刺激となりました。特に患者を大脳と見立てそれに口を足し、手を足し、足を足し…と考えていくという話には、関心しきりでした。そしてやっぱり何よりも現場に対する熱さを感じました。
そして「今もっているリハの常識は捨てたほうがいい」と。フラットに考えることの重要さを訴えていました。
…インプットしたことはアウトプットしなきゃ。
正直なところ、「あいつがこんなになるとは…」という同級生としての感心。時が経てば、環境が違えば、周りも成長するんだな、と。そして何より私との同調は、「利他」を一番に考えること。PTとして現場と真っ直ぐ向き合って、相当な苦慮もあって、試行錯誤して、閃きもあって、悩んで、そしてそれらを含め楽しむことを見出し…、という歴史が垣間見えました。自己管理がしっかりされているのです。私も立場は違えど、同じ経験をして真剣に受け止めてきたから解るのです。さらに私に火が点いたのは言うまでもありません。

しかしホントに不思議なもので、「ここ」というタイミングで色んなものと巡り会います。この同級生にしても今年の夏以降に我々の事業とそれに乗じた複合的なケア事業を進めていこう、と今企てていますが、これが去年だったら、もっと言えば2、3ヶ月前だったらこの話を進めることができなかったでしょう。誰かに全てを見透かされているんじゃないかと思うぐらい、ベストなタイミングなのです。
そう、全てが必然であり使命であるとすればそれを全うしないわけにはいかないのです。と言いながらも「俺ってそんなに価値あるのか?」と自問自答する弱気な一面もあり…。
ある社長のブログを見ると「たまには凹むことも…」とありました。私だってそうです。常に高い位置でマインドを保ち続けることは正直言って無理です。そんなこと並大抵じゃありません。凹むことだって(-)思考になることだってあります。でも、私は自身でマインドを持ち上げる術を知っています。それは私に対してだけのものかもしれませんが、自己をコントロールするためには、それぐらいの術を知らなければ精神が持ちません。会社という組織の中の「社長」という立ち位置で、舵取りをするために自己管理は絶対的なものだと考えています。

自己管理をするということは、何もスケジュールや生活的なことばかりではなく、それよりも精神の管理の方が重要だと思っています。私が社長だからできなければならないというものではなく、PTという仕事にしてもマッサージ師という仕事にしても、相談員でも事務員でも共通して言えるのではないかと思うのです。でなければより精神状態が不安定な患者や利用者のリハビリや対応をすることは難しいでしょう。
分かりきった事ですが、自己管理なんてものは、誰かが手を差し伸べてやってくれることではありません。自分自身でやらなければならないし、自分自身でしかやることができないのです。


自身でマインドを持ち上げる私の術は、『思い切り馬鹿なぐらい自画自賛する』こと。当然その前に反省ありきですけど…。

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ゆとりの中にも
スタッフブログを見ると施術者のカンファのことが書いてあったので、早速様子を聞きました。
結論から言うと、「焦らずゆとりを持って、でも、のんびりせず」といったところかな…。

何でも初めから理想どおりに事が進むことはあまりなく、試行錯誤しながら壁にぶつかりながら、改善また改善という過程も少なからず必要な経験かと考えています。
焦りは禁物。見えるものも見えなくなってきますし、方向性がずれやすい。何よりもマインドを維持することが難しい。故に気持ちにゆとりを持つことは大事なことです。だからといって、のんびり時間を掛けても構わないというものでもありません。そののんびりとゆとりとの線引きは難しいところかもしれませんが、私は気を抜くか抜かないか、頭から離れるか離れないか、というところじゃないかと思います。

まずは自己分析も必要。今何が足りないのか?それを補うためには?
いくらゆとりとは言え、努力をしなくなったらおしまいです。では努力とは?
他人が休むときに一緒になって休む。他人が遊ぶときに一緒に遊ぶ。これでは人並みです。犠牲なしに努力とは言えないと思うのです。
かつて私は日曜日だろうが休むことはなく、誘われても遊ぶこともなく、一心不乱に取り組んだ時期があります。ただその時焦りなく、不思議とゆとりがありました。それは自分に足りないものが何たるかを解り、何よりも信念があったからだと、今になればそう思えます。まだまだこれから先もずっと努力しなければならない時期はあります。それは私にとって楽しみの一つでもあるのです。

昨日カンファをやって、うまく運べなかったことがあるのは否めないでしょう。だからと言って焦らず、ゆとりを持って、自己分析をして、そして努力もして。
回を重ねるごとに段々と充実してくると思います。それは事業の目的は決まったことであるし、方向性は示されているのだから。

ただ、その間にも利用者の状態は進行していくということは紛れもない事実です。
何のための存在なのか?これだけは絶対に片時も頭から離してはなりません。プロとして、医療に携わる者として、「人」として…。

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キッカケ
昨日、一昨日と東京でした。今年に入って初めてで、離れて約4ヶ月。何年も行ってなかったかのような感覚でした。
品川~相模原。相模原~中野。電車での移動が片道1時間を越え、さらにラッシュに巻き込まれたりと、随分疲れました。

初日の夜は品川プリンスホテルの最上階にあるバーに行き、東京の夜景を見ながら…。やけに感慨深くなりました。多くのビルが立ち並び、しかも高く広い範囲に亘って。当然それぞれのビルには会社や店が入り、人が住み、オーナーがいます。
視野に入っている範囲にどれだけの人が住み、皆がどんな仕事をして、一日にどれだけの流通の起きるのだろう?天文学的な数字になることは間違いありませんが、そういうことを想像していると、いかに自分が小さいか痛感します。当然店内にいる人は私が誰なのか、どこから来ているのかなど知る由もありません。どれだけのことをすれば、世間に存在が認められるのだろうか?自分の存在とは一体どういうことなのか?
と、いうことを考えながら、見えている範囲に自分の物(土地・ビルなど)が見えたらどれだけ気持ち良いだろうか、なんてことを考えたりもして…。そんなことを考えるキッカケとなった夜景の写メを撮るのを忘れちゃいました^^;

今日の昼には東京~広島へ。飛行機ではなく新幹線で。約4時間掛かりました。車中で弁当を食べて、本も1冊まるまる読み終え、風景を眺めているところへ、宮崎から電話が。一人の施術者が挫折しかかっていると。
何かキッカケがあれば、今の挫折なんてものは小さいことに過ぎないはず。いろんな悩みもあるでしょう。しかし、
「果たしてどれだけの努力をして挫折したのか?」
「本当に精一杯やっただろうか?」
「自分に負けてるだけじゃないのか?楽を選んだのではないか?」
そういうことを自問自答してもらいたい。事業の本質をもう一度見直して欲しい。そうすれば答えは出るはずです。

先日、S取締役にも話したのですが、「何かキッカケがあれば必ず目を覚ます。でも何がキッカケとなるのかは誰にも分からない」と。
その為に我々は色んなものを与えていきます。それは施術の現場でも同じことです。利用者が前向きに希望を持つために、色んなキッカケとなるものを与えていきます。ほんのちょっとした言葉やしぐさ、なにげない風景なんかでもキッカケとなることがあります。今日と同じ明日を過ごしても、その日の気分やバイタルでも違ってきます。
でも、キッカケは人から周りから与えられるものだけじゃなく、自分自身で探し出すことも必要です。

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それは組織のために
昨日は、相談員主任兼取締役Sと食事へ。Sと書きながら、誰のことかはすぐに分かっちゃうのですが^^;

社内のことについて、私が色々と聞きたいこともあり…。話の中でSから「なんで…?」と思うことがある、と。その言葉に私はつい熱くなり、説教というか何というか…。ちょっと重い空気になり、Sはあまり食事もとれなかったよう。
Sから出た「なんで?」という疑問詞は、他人が対象で自分が主体になって出てくるもの。ということはまだ自分本位で考えるところがある証拠です。Sが取締役でなければ、私も熱くなることはなかってでしょうが、もし私が突然いなくなれば代わって舵取りをしていかなければならない立場。私の考えを押しつけるとかそういうものではなく、組織を考えてのことです。そのことは分かっていると思いますが…。
これ以上はここで書くことではないので、これからのSを見ていれば、何らかの変化が見られると思います。こう書くことがSにはまたプレッシャーとなるのかもしれませんが、それもまた楽しんでもらいたい。
Sも色々と苦慮しているところはあると思います。それは仕事に対して真剣であるが故に悩むことだと思いますが、私はそれを「表に出さないように」、「他人に悟られないように」、と忠告しました。
悩みを前向きに解決する力を養って欲しい。それは必ず組織のためになり、利用者のためになると思うから。


その後、地元の(歳は離れていますが)先輩から、「FテレビのNアナウンサーが宮崎に来てるから一緒に飲もう」と誘いが。今回で2回目なんですが、実に気さくな方で親身に接してくれます。Nアナウンサーは主にスポーツ中継や取材の仕事をやっているため色んなプロ選手とも交流があり、私の好きな「清原選手」のことも色々話が聞けました。やはり話を聞いて清原選手は一流だなと感じました。さらにファンになりました。


今日から東京、広島と土曜日まで出張。出張先からブログ書けるかなぁ…。

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事業は人なり
先日のPTの友人から電話がありました。友人もタイミングよく我々の業界との接点があったようで、同業者の社長と話すキッカケがあったようです。すぐに私に連絡がありました。

「事業は人なり」という言葉がありますが、正しくその通りだと思います。やはりどんなにテクニックがあっても小細工が出来ても、結局はその事業をする人が本質を分かり、利己に走らず、貪欲に追求できなければ、その事業は成り立たないと思うのです。
その点彼はリハビリというものの厳しさを現場で痛い程味わってきたと思うし、追求しようとする気持ちがあったから大学院にまで進学したと思うのです。だから私は彼とコラボしようと思ったのです。
今から事業計画を練っていきますが、とても楽しみです。まだ彼の現場を見たことがありませんが、話をしていればどの次元にいるかはだいたいの予想がつきます。昨年は東京で現場に目を向けさせることに尽力したこともありますが、本質を理解できていない者に落とし込んでいくことは並大抵のことではありません。その次元を超えて現場を主体に考える人間と一緒に出来ることは嬉しい。しかも高い次元でリハビリを我々が学ぶこともできる。ダブルで嬉しいことです。
早速今週からコラボに向けて動いていきます。自立援助協会の施術者の勉強のため、彼が勤務する病院見学の予定も立てていこうと考えています。『もっと今以上に現場力が磨くことができる』と想像するだけでワクゝしてきます。

以前、米子の介護事業の社長と話をした時に、その社長も言ってましたが、やはり我々のような事業は特に志がある者でなければ務まらないと思うのです。私が決して志が高いというわけではありませんが、常に「何のために?」「そのためには?」と、少なくとも利用者の利益、現場の在り方、会社の在り方、我々の存在価値、そして私自身経営者としての在り方を真剣に考えてきましたし、今も継続してその成長を考えています。

発展していくためには、「人」により左右されるということを考えていかなければならない。事業計画を練る前に強くそう思います。

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発展の要因
くどいようですが、今年から発展期だということは何度も言っています。

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写真は、昨日の施術者の研修の様子。

全員ではないですが、新人の研修と周りではIDストレッチの研修。これら全ては施術者が自主的に行っているものです。私もストレッチの方へ参加しましたが、テキストを見てそれに沿ってやっているようでも、なかなか狙った筋肉のストレッチが出来ていない。ちなみに写真は「大腿筋膜張筋」のストレッチ。DVDもあるのでそれと照らし合わせながら、試行錯誤しながら…。
やっていく中で幾つかのポイントを見つけました。やはり、「見る・聞く」と実際は違います。ストレッチ一つにしても教科書通りにいかないのが現実。トラクションの具合、支点の重要性、やってみて気付くことがたくさんあります。
そして、それが何の為なのか?なぜ必要なのか?もしっかり理解することが重要です。

何事においてもそう。本を読んで頭に入ったつもりでも、実行してみなければ気付けないことはたくさんあります。アウトプットすることの大事さです。だから私は本で学んだことは必ず実行することにしています。そして自分が使いやすいように、理解しやすいように、落とし込みやすいようにアレンジしていきます。
但し現場の難しさは、失敗は許されないこと。こういうことを書くとこれを読んだ施術者が萎縮してしまいそうですが、リスクの管理をしっかりしていれば回避できるはず。萎縮してトライ出来なければ研修した意味がありません。せっかく自主的に意欲的にやっていることだから、現場で活かして欲しい。

こうやって毎日のように各施術者が自主的に意欲的に研修をやっています。事務所の約1/4~1/3を研修のためのスペースとして使っていますが、決して無駄になっていない。こういう直向きな努力は必ず結果として利用者に利益をもたらすことが出来ます。我々の価値を高めることができます。
先日の同級生のPTにしても、こういう施術者の研修にしても、私の頭の中で段々イメージが膨らみます。同時に期待も膨らみます。ワクゝしています。
事務スタッフにいわれましたが、私は今年から収穫時期に入るらしい。そう言われるとそうそういう気もしますが、占い的なことはあまり信じません。でも、私の潜在意識が変わってきていることは確かなこと。間違いなく何かが来ている。

このようにスタッフも周りも私の潜在意識も前を向いているのに発展しない方がおかしい。

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同じ思い
私の同級生にある病院で「リハ室長」をしている者がいます。宮崎の専門学校を卒業して、臨床や論文、学会発表などを経た後、その実績を元にK大学の大学院へ進み勉強し現在に至っています。病院では脳卒中の患者ばかりを対象に急性期、回復期のリハを行っているそうです。
その同級生がお父さんが悪くなったとのことで一時帰省し、弊社にも顔を出してくれました。
PTとしてやはり在宅患者のことは非常に気に掛かるようで、病院以外のところで在宅ケアをやっていきたいという気持ちが強い。我々の業界のことも知っており、次元の低さにちょっとした危機感もあり、変えていかなければならないという思いもあり…。私の思いと共通する部分がたくさんあり、今後コラボしてやっていこうという話にまで進みました。
また新たな目標が出来ました。と同時に会社全体の事業計画も練り直しです。
「2年は給料取れないかもしれんぞ」という話にも、「全然OK」と。業界人として利己に囚われないところは感心でき、私と共有できる一番の箇所です。コラボして事業を開始した後の具体的な施術者の教育についても、1ヶ月程度であれば、院内で徹底して教育することも可能だと。
さらに自立援助協会の施術者のためにも病院の現場をリハの勉強に使ってくれ…とも。なんとも有り難い。是非とも実行に移したい。

前日は前日で久しぶりの再会に酒も進み、医療のことについて薬のことや保険制度に至るまで。更にやはり同級生で元看護師で現在は治験の仕事をしている者も加わり、店内が医療一色の話で染まる異様な雰囲気。その店のオーナーも医者の息子。
それぞれに現場に対する思いが強く、誰一人として利己の話は一切でない。同じような思いを持った者は必然的に繋がっていくもんだと改めて感じ、PTとして看護師としてそれぞれの立場での思いが聞けて非常に有意義でした。


昨日の夜は、M主任と食事へ。主任としての立場で他の施術者の教育やリハビリというものに対する考え、組織内の一個人としての立ち位置など、悩めるところがあったみたいで、そのことについてじっくりと話をしました。当然私も組織内の一個人であり、立ち位置は違えど、同じ組織。共通する目的は「利用者の利益」以外何ものでもない。それぞれが経営者として、施術者として。社長として主任としての追究がもっとゝ必要です。
全ては前向きに考えるからこそ出てくる思いであり、仕事に対して、利用者に対して真剣である証。真剣であるが故に見えてくることもたくさんあります。それはスキルだけではない部分。それが見えるようになってくると更に成長の糧となる。
スタッフそれぞれが組織にとって不可欠な存在へとなってきていると感じます。「現場力で日本一」という目標も果たせるという思いが徐々にゝ高まってきます。個人レベルではとても到達できない域が見えてきます。

ホントに年が明けてからというもの、全てが恐いぐらいに見事なタイミングで訪れます。全ては利己を捨て利他を追究しようとする思いに始まり、その思いが必然的に同じような者を引きつける。
利他の追究であるが故に軸がぶれることもない。軸がぶれないからしっかりとした足場が作れる。足場が作れるから形が作れる。

全てを大胆かつ慎重に、そして確実に形にして理想とする体制を作っていこう!

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トップダウン
昨日の業務終了後、全員を集めて「トップダウン」とはどういうことか。ということで話をしました。

キーワードは「そのためには?」
具体的に「座位保持」を目標に見立ててそれから細分化していくと、筋肉の状態、関節の状態、腱の状態、靱帯の状態がどうあるべきかが分かる。そうすることで直近の目標が立てられる。ヒトの体のことは一概にこれで全てということはないと思うのですが、逆算することで今何を目的としなければならないかが分かり、そのための訓練や手技が何に結びつき結果どういう効果が得られるという予想がつくと思います。
こういうことは皆が分かり切っていなければならないことなのですが、これまでのマッサージ業界にはここまで考えながら現場を作っていくという習慣がないので、施術者にとっては難しいことなのかもしれません。しかし、利用者が求めているのはそこなのです。もしかしたらそこまでは求めていないかもしれませんが、だからといって中途半端は一番よくないことですし、求めている以上のものが提供できれば、それが利用者にとっては利益となります。それが我々の価値となります。
以前、ある方から「マッサージ師に対してリハの全てを要求するのは酷ですよ」と指摘されたことがあります。確かに学校で勉強してきたことの範疇を超えていると思います。世間ももしかしたら求めていないのかもしれません。でも、それにあぐらをかくことは医療人という前に人としてどうかと思うのです。ましてや療養費は税金。私はそれだけの責任があると考えています。

昨日あるHPを見つけ中を見ましたが、「訪問マッサージで儲けよう」「こんなに簡単に稼げる」ということを全面に出しているものでした。何とも情けない。確かにボランティアではないので、利益は必要です。でもそれで「勝てば官軍」的な考えはどうも解せないのです。
利用者の利益は?施術者としてのプライドは?税金を受け取る者としての責任は?倫理は?
利己よりも先に考えることはたくさんあるのです。

現場で日本一を目指すならばそれだけの努力は不可欠であり、自立援助協会はそれを楽しむ集団としていきたい。たとえ理学・作業療法士と比べられてもそれに負けない現場力を身につけていきたい。今は勉強しかないのです。
そしてそれだけの現場力が身に付いた時、会社も社員もそれに見合った待遇が得られるのです。


考え方として「トップダウン」が全てではありませんが、一つのものとしてしっかり身につけて欲しい。それがそれぞれの引き出しの一つともなるのです。引き出しは手技だけではないのです。

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組織内の役割
社員の連絡用にS社の携帯の申込みをしました。受付は東京で、宮崎の代理店から連絡させますとのことで電話を待っていると、掛かってきたのはSという会社で、弊社の複合機の販売代理店であったのです。しかし、それを素直に受け入れることができず…。というのも、複合機を搬入する際その会社とちょっとしたトラブルがあり、その後のフォローに私はその時随分立腹したのです。
時が過ぎ、いまだに立腹しているということはありませんが、その会社に対する信頼というものはありません。携帯電話と複合機では部署が違うようですが、以前のトラブル内容は伝達がいっているようでした。携帯電話の担当は失った信頼を謝罪するために、携帯のことではなく伺いたいというので、それは受け入れました。
結局、ショップで購入するよりもコストが抑えられるので、その会社で手続をしましたが、それはあくまでも経費を考えてのことで、心中はその会社に利益を落とすことはあまり好ましくないのです。
このようなことは、自立援助協会でも起きえることです。実費で受けるよりも保険が適用されるからうちで受けているという利用者がいるかもしれません。費用を抑えるためだけの手段なのかもしれないのです。

例えば100円で仕入れたものを、付加価値(製品やサービス)を付けて1,000円で売る。それが1,000円の価値しかなければ、買った方は得した気にはならず、他に安くで売ってあるところがあればそこに流れてしまいます。逆に1,000円で売りながら2,000円の価値を出すことができれば、買った方は得しますし、余所へ流れることはないでしょう。5,000円の価値が出せればなおさらです。流通とは簡単に言えばこういうことです。

我々の仕事は保険である以上、定められた料金を変えることはできません。ということは、どれだけその料金以上の価値が出せるかで、利用者の得が変わってくるのです。今はまだ料金の1.2倍程度の価値しか出せていないかもしれません。これをもっと5倍10倍の価値が出せるようにしていかなければならないのです。それをするためには、施術者の現場力はもちろん相談員・事務員の付加価値にも因るところが大きいのです。
製品も売価も同じであれば、営業マンで価値が変わってくるということと同じです。要は施術者の現場力にプラス付加価値を高めるのは相談員・事務員の働きです。その役割をしっかりと理解していなければ、周りからの信頼を失うことになり、そのものの価値を下げてしまいかねません。逆に役割を理解した上で、価値を高めることが可能であるのは組織として動いているからであり、それが組織の魅力なのです。


先日訪問した専門学校から早速Sさんが会社見学にきました。この行動の早さにも意識の高さを感じます。同時に治療師として独立開業する夢もあるでしょうが、組織としての魅力も少しでも感じてくれれば幸いです。

このブログをSさんと一緒に学校で話を聞いたMさんとBさんが見てくれているかなぁ。お二人も見学お待ちしていますよ^^

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名前の由来
昨日、大阪にいる同級生のTから久しぶりの電話がありました。結婚の報告でした。
色んな話をする中で私の名刺の話になり、前に再会した時に渡していたのですが、「名刺の社名の下の横線と、それと交わる縦線には意味があるの?」「社名の由来は?」と結婚とは違った話に…。これはブログ行きだ、と早速ブログに。

↓は私の名刺です。
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十字に交わる線には意味があります。初め印刷会社に名刺のデザインをおこしてもらった時は、社名の下の横線だけでした。それだとマイナス(ー)表記になっちゃうので、縦線を入れてプラス(+)へ変更してもらったのです。要するに「げん担ぎ」です。
社名の由来には2つあります。一つは私が脱サラして事業を始めた時、事務所を宮崎市において都城市でお店を開きました。それで宮崎市の「宮」と都城市の「都」を足して「宮都」(みやと)という意味と、もう一つは「宮」に「登」るという意味。
もう都城では直接事業をしていないので、今は後者の方になるのかな…。宮に登るというのは、宮崎弁の「みやがる」というものから考えました。「調子に乗る」とかいう意味です。普段宮崎の人が使う時はあまりいい意味合いで使わないのですが、敢えて「みやがってみよう」という気持ちがあります。出る杭は打たれるけども出すぎた杭は打たれないだろうから。
由来の「宮都」の意はこれまでもよく使ってきたのですが、「宮登」の意は私の中の密かな思いでした。でも、友人から「秘めることじゃないだろ?!」という言葉があったので、公表です^^;
もしかしたら、スタッフも初めて知ることかもしれません。

「自立援助協会」という屋号は字のごとくなのですが、対象者は高齢者が多いので、横文字などを混ぜたり、複雑な意味を込めるよりも、読んですぐに何のための会社なのかと分かるようにと付けた屋号です。リーフレットの文字のポイントも、高齢者が読みやすいように大きくしてあるのです。
どこの会社でもそうでしょうが、社名には創業者の色んな思いが込められていると思います。その思いを予測しながら会社名を見ると楽しいものです。

普段なにげに目にしているものや、使っているものでも、その由来や意味を考えると、「なるほど」と思えることがたくさんあります。その興味が発見力や観察力を養っていくと考えています。
経営でも施術の現場でも「発見力」や「観察力」は不可欠ですが、興味を持つことが大事だと思うのです。


もうすぐ私の第1子が産まれてきます。もう男の子だということは分かっているのですが、まだ名前が決まりません。思いを込めて付けたいし、会社と違って変更できないので、慎重になっています。今一番の私的な悩みです。

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